IT業界で活躍するためには避けては通れない「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」とは?
「IT業界でスキルアップしたい!必要な資格はあるのかな?」
そんな疑問を抱くあなたに朗報です。
IT業界で働く人なら持っていない人はいないと言われる必須資格、
の2つをご紹介します!
「基本情報技術者試験」「応用技術者試験」とは?
IPA(情報処理推進機構)が行っている、1969年から続く伝統ある試験です。IPA公式サイトによると、「基本情報技術者試験」は「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者」が対象です。
いっぽう、「応用情報技術者試験」は「高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者」が対象です。基本情報、応用情報どちらも午前・午後の試験がありますが、基本情報の午後問題にはプログラミングに関する問題があります。
文系出身のIT業界希望者には、はじめの難関になりそうですね。
「基本情報技術者試験」取らないヤツは人間じゃない!?
大手IT系企業では、新入社員は取得必須と言われる「基本情報技術者試験」。通称「基本情報」とも言われています。理系の大学を卒業した方は、在学中に取得した方も多いのではないでしょうか。
「取らないと人間扱いされない」という企業もあるそうですよ・・・
大手企業に転職する方は取得しておかないと人間扱いすらしてもらえないかも…!IPAが公開している基本情報技術者試験の合格率は概ね20%前後ですが、大手IT企業の新入社員は毎回80%以上の合格率を叩き出すところがほとんどです。
逆に、大手企業に転職する際に基本情報を持っていないと驚かれることになります。IT業界での勤務を希望する方は、取得しておくことをおすすめします!
「応用情報技術者試験」取ると手当が出る会社も!
基本情報技術者より少し試験範囲が広くなったのが、「応用情報技術者試験」。合格すると2年間上位資格で午前試験が免除されるため、さらなるステップアップを目指す方にもおすすめの資格です。
会社によっては、取得することで手当が出ることもあります。
「基本情報技術者試験」と比べて難易度も上がる分、取得しておくとメリットも多いため、かなりおすすめの資格です。
さいごに
今回ご紹介した「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」の2つは、技術力のベースとなる知識があることを証明する資格です。
エンジニア志望の方だけでなく、プロジェクトマネージャやシステムコンサルタントといった職種志望の方でもぜひ取得を検討してみてください!また、すでにこれらの職種として勤務している方は資格の取得を強くおすすめします。
特に、大手企業に転職を考えている方は「こんな資格も持ってないの?」と言われてしまう可能性も捨てきれません。
履歴書やレジュメの資格欄でマイナスのイメージを持たれないよう、転職の前に自己研鑽として取得しておくとよさそうです。